昨日4月20日、鉄道オタクとマンガ家の旅を描いたアニメ「鉄子の旅」の
制作会見が開かれ、日本国内の全9843駅を踏破したという究極の
“鉄道オタク”で原作者の横見浩彦氏と、“レールクイーン”の異名を持つ
鉄道好きアイドルの豊岡真澄が揃って登場した。
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豊岡は「駅舎より車両が好き」とコアなトークを披露。
「鉄子の旅」は、鉄道好きの「鉄ヲタ」横見氏の案内で、鉄道に興味の無い
マンガ家の菊池直恵氏が、初乗り運賃130円で関東1都6県大回りなど
グルメや観光とは無縁の「ひたすら鉄道の旅」に付き合わされる姿を描いた
実録マンガが原作。
豊岡のマネジャーの南田裕介氏は、バラエティー番組「タモリ倶楽部」の
鉄道特集にもたびたび出演している「鉄ヲタ」で、豊岡さんもその影響で鉄道好き
となり、アニメでも鉄道マニアの女の子「きなこちゃん」役で出演する。
「寝台特急が大好きで、いろいろ乗りましたが、カシオペア(上野〜札幌)に乗りたい!」
とレールクイーンならではの意気込みを述べた。また横見氏は「時刻表を見れば、
“脳内旅行”で3〜4時間はつぶせる」とボロボロになった愛用の時刻表を手に、
「アニメが鉄道オタクのイメージアップにつながれば」と期待していた。
「鉄子の旅」は6月24日から、CSのファミリー劇場で、毎週日曜午前10時〜放送。
以上、Yahoo!ニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070421-00000002-maia-ent
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この豊岡真澄というアイドルというか、この人を通して「タモリ倶楽部」の面白さを
いつか書きたい、と思っていたので、この機会に少しだけ書きます。
「タモリ倶楽部」って観ている方は知っていると思いますが、本当にコアな番組で
視聴者そっちのけでタモリ自身が一番楽しんでいて、進行もタモリ自身ではなく、
毎回ゲストの芸人らが務め、時にタモリは番組の進行は無視で楽しんでいることも
しばしば。溶接をやってみたり、建物を見て回ったり、およそ視聴者には興味が
なさそうなテーマであることがほとんどです。
そんな中、鉄道はまだ親しみやすいものですけど、「タモリ倶楽部」の凄いところは
ニュース記事にもある、南田マネージャーが鉄道好きで詳しいということで、鉄道を
テーマにした回では、ほぼ毎回出演していますが、番組としては南田さんが必要
なので、南田さんありきでその担当タレントの豊岡をブッキングしてしまうという
他の番組では考えられないことが何度もあり、結局豊岡は鉄道好きにならなければ
ならなかったという感じだったと思います。鉄道に関しては度々番組で取り上げて
いましたが、最も衝撃的だったのは、俳優・原田芳雄も鉄道好きということで出演
した際に、電車の走る音がいい、ということで車両の床に這いつくばって耳をあて、
床下からの音を聞き、子供のようにはしゃいでいた様子を観た時でした。あんな
大物俳優がこんなことをするなんて、と驚きでした。そんなところが観れるのも
「タモリ倶楽部」ならではで、他の番組では絶対ありえないことをやれてしまうのが
この番組の最も魅力的なところだと思います。
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